
石林のイ族(サニ族) |
人口
4,054,177人
分布 雲南の山間部
言語
漢・チベット語系、チベット・ビルマ語族
中国のイ族の総人口は約545万人で、雲南にはその9割弱が住んでいる。
イ族には支系が多いが、「黒イ」系と「白イ」系の二つに分かれる。イ語には違いの大きな6つの方言がある。それぞれの支系の民族衣装どおし、これが一つの民族だろうかと思えるほど違ったものである。
イ族の祖先は、古代の「西南夷」「南蛮」と呼ばれた集団の一部。唐代の雲南東部には、四川から南下してきた騎馬民族系の「烏蛮」、西部には、雲南に古くから住んでいた農耕民系の「白蛮」種の民族がいた。「烏蛮」の一部族が建てたのが南詔王国である。「烏蛮」が現在の「黒イ」、「白蛮」が「白イ」と言われる。
黒イは、体つきも大柄で、女性は大きな帽子に、プリーツスカートを穿いている。白イは小柄で、女性はズボンを穿いている。
イ族の有名な祭りは、農歴6月下旬に行なわれる「火把節(日本では松明祭りといわれる)」だが、そのときは、松明を灯して踊ったり、闘牛や相撲も行われる。
イ族は山地農耕と牧畜をやっていて、祭りの時など山羊鍋を作って食べる。ナイフ一本だけで山羊を解体する手際のよさには感心する。
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