ナシ族の祖先は、古代中国の西北部に住んでいた遊牧民族羌族で、その中の一派が南遷し、やがて現在の麗江に住むようになったと考えられている。 唐の時代「磨些(モソ)蛮」と呼ばれ、南詔国と吐蕃の統治を受けた。明になって、土司の木氏が代々麗江を中心にしたナシ族地域を治め、漢族文化を積極的に取り入れた。 ナシ族は「東巴(トンパ)教」というシャーマニズムを信仰している。シャーマンが伝承してきたのが「東巴文」という象形表意文字で、現在では、麗江の観光客用の土産にも使われている。 一部のナシ族には、「阿注婚」という妻問い婚がある。「阿注」とは友だちという意味だ。男性は夜、女性のもとを訪ね、朝には自分の母方の家に帰る。
■麗江の写 真 ■トンパ文字について ■玉 龍雪山とナシ族