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ハニ(哈尼)族


ハニ族
元江県のハニ族

人口
1,248,106人

分布
雲南中部・南部の山間部

言語
漢・チベット語系、チベット・ビルマ語族


 ハニ族は雲南省の中部から南部にかけて、紅河と瀾滄江との間、とくに哀牢山に集中して住んでいる。
 ハニ族には「ハニ」、「カド」、「アカ」、「べホン」、「ロビ」、「ロメ」、「ゴジョ」などと自称する集団がいくつかあり、それぞれ民族衣装や言葉も違う。中華人民共和国成立後、民族の名前が「ハニ(哈尼)」と統一された。
 チベット高原で生活していた古代羌人の一部が雲南省に南下して、紀元前3世紀ころ「和夷」と称された部族が、ハニ族の祖先と考えられているようだ。
 元・明代以来、土司という封建領主に支配されていた。もともとは遊牧民族だったのが、雲南省に南下して、タイ族など周辺の民族から影響を受けて農耕民族に変わっていったものと思われる。
 現在タイ北部などに住む「アカ」と呼ばれる民族も、もともとはハニ族と同じ民族である。
 ハニ族は山間部に住んで、棚田を作ってきた。ハニ族の棚田は有名だったらしく、唐の時代の文献にも出てくる。谷の全面 が棚田に埋めつくされている風景は壮観だ。
 ◆棚田の写真のページはこちら
 ◆ ハニ族の梯田についてはこちら
 ハニ族は、祭のときにはモチをつく。日本の鏡モチのような円形に作り、それを囲炉裏の火であぶったり、油で炒めたりして食べる。
 西双版納タイ族自治州に住む、ハニ族の一支系、アイニ族は茶を作っているが、それが有名な「プアル茶」として日本にも輸出されている。


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棚田

民家

水汲み

レンガ
 

衣装

食事

祭り

帽子

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INFORMATION

私の友人であり、ハニ族・アカ族研究者でもある稲村氏が、貴重な資料目録を発行しました。興味のある方は、直接稲村氏に連絡をとってみてください。

このたび『ハニ族・アカ族研究資料目録』(The International Bibliography on Hani-Akha)なるものを全部で190部とささやかな部数ながら、発行いたしました。大きさはA4版で215ページです。全部で3500件以上を収録し、中国語、英語、タイ語、日本語、フランス語、ドイツ語、ベトナム語、ポーランド語,、ロシア語、アカ語の文献を収録し、ハニ族・アカ族についてなら分野を問わず、新聞記事から人類学、民俗学、自然科学など学術論文、文学作品、など収録しています。それぞれの中国語文献には英語、英仏独語文献には中国語、その他の言語には英中双方の翻訳をつけていますが、日本語訳はありません。巻末には英語と中国語でOCM(Outline of Cultural Material)にしたがって分類してあり、一冊本も同じ分類で分割して分類してありますから、どんな分野についても当該分野でどんな資料があるか一目瞭然です。 ご希望の方がいらっしゃいましたら、メールでお申し込みください。なお、本体は無料ですが送料を申し受けます。また、残部もあまりありませんので、お断りすることもあることを申し添えます。
メール tinamura@mb.infoweb.ne.jp

 

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