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第91報(2006年2月1日)
(451)野生食用キノコ輸出で七千万ドルをゲット
12月2日の新華社ネット雲南版より。雲南商務庁、省購買共同組合と省食用キノコ協会等の統計によると、2005年度に雲南省から輸出された野生食用キノコは8千トンにも達し、その時価総額は20億元にも上るそうです。
輸出は前年度より2千トン以上も増え、この量は全国の輸出量の約70%を占め、7千万ドルもの外貨を稼いだ。輸出先は四十数カ国にも亘り、野生食用キノコは雲南省の主要な輸出品となった。目下のところ、省内の野生食用キノコの、買い上げ・加工・輸出に携わる企業は400社を越え、益々増加している。毎年、キノコの収穫シーズンに野生食用キノコの採集・買付・輸送・加工に従事している農民・労働者は、約500万人にも達する。これは、雇用の促進だけでなく、地方経済の発展にも大きな効果をもたらしている。輸出された商品は、生鮮キノコ・冷凍品・乾燥品・塩漬け・缶詰で、キノコの種類は松茸・牛肝菌・羊肝菌・塊菌等である。主な輸出先は日本・イタリア・フランス・ドイツ・アメリカ等の国となる。
雲南省食用キノコ研究所の資料によると、現在、世界で判明している食用可能な野生キノコは約2千種類で、その内、中国では938種類が採取できる。雲南省では、その内の800種類以上が採取する事ができ、毎年6月から10月末までのキノコ収穫シーズンには、野生食用キノコが大量に出荷され、市場は賑わう。
また、昆明植物研究所の専門家によると、雲南の食用キノコの自然埋蔵量(収穫可能量?)は年間50万トン以上にもなるのだという。
なんか「野生食用キノコ」と一般化して、キノコ産業全体が発展しているように読めますが、売上高のほとんどが日本向けの松茸でしょう。確かに雲南は野生食用キノコが豊富で、加工品が輸出されている事は事実ですが、松茸を除く他の生鮮キノコは、ほとんどが省内か近省で消費されていると思われます。乾燥キノコや缶詰にするには野生キノコはコストが高く生産時季が限られるし、生鮮品を市場に出す為に飛行機を飛ばしても元がとれるのは松茸くらいのものです。中華圏から引き合いの在る牛肝菌等を除けば、輸出品としてのメインは日本向けの新鮮松茸と乾燥・瓶詰め・缶詰等の松茸加工品となります。日本に依存しているという事実を書かないようにする為には、こういう表現の仕方もあるものだと、感心しました。
(452)高級プーアル茶のオークションで10.8万元の高値
(*はさんずいに耳)12月12日の新華社ネット雲南版によると、西部博覧会の会場内で行われた高級プーアル(普*)茶のオークションで、新茶の「普*世紀第8888号」に10万8千元の高値がついたそうです。この最も高価な「普*世紀」をセリ落としたのは海外在住の中国人でした。
12月10日の午後、高級プーアル茶のオークションが開催され、開始直後から会場は白熱化した。最初に出品された天印の紫天レンガ茶(煉瓦状にお茶を固めた固形茶)は10800元という高値で落札された。続いて出品された「茶馬古道命名15周年記念」の餅茶(餅状にお茶を固めた固形茶)は1万元で、「西部博覧会記念」の餅茶も8千元の高値を付け、前評判の高い「普*世紀第8888号」が出品された時には、会場の熱気は最高潮に達した。
まず、オークション参加者の65号が8888元の初値を付けた。そして段々と価格は上昇し、57号が3万元の値を付けた。しかし、それから10秒もしない間に、新たに3名の競争者が参戦し、値は7.9万元にも達し、会場内の人々はこの高価格に驚き、固唾を呑んでその行方を見守った。そこで、88号がおもむろに10万元の超高値を付けたが、65号も即座に10万4千元の値を付けて割って入ってきた為、会場全体が興奮の渦に包まれた。そして誰もがこのお茶が65号のものとなったと思った瞬間、88号が10万8千元の値を付け、落札していったのだそうです。
オークション主催者の雲南茶馬古道文化産業公司の胡波社長が語ったところによると、「普*世紀」の系列品は、雲南茶葉商会が組織した多くの専門家によって、雲南各地の六十数種の茶葉原料の中から精選して作られた名品であり、この高値で第8888号は名実共にプーアル茶の王の名に相応しいものとなった。雲南プーアル茶は千年もの歴史があり、西部博覧会の会期中に高級プーアル茶のオークションが開かれた事は、プーアル茶文化を広める為に大きな意義があると言えるのだそうです。
この日1日で、48件の高級プーアル茶がオークションにかけられ、22件が落札されて、売上額は29万元に達した。
物凄い金額ですね。記事の中にお茶の量がまったく書かれていないのが、チャイナクオリティですが、多分せいぜい数百グラムから一キロ前後の一塊の固形茶なのでしょう。それにしても、馬鹿馬鹿しい値段ですが、投機で購入しているというより、プーアル茶バブルを煽る為のヤラセの可能性も高いと思います。広東・香港等で好まれているプーアル茶ですが、産地の雲南ではまったくと言ってよいほど人気が有りませんし、飲む習慣も有りません。沿岸地域が豊かになって、お茶道楽が出来るようになったので、高級プーアル茶生産で地域起こしをしようと、盛んにアピールをしていますが、このようなオークションもその宣伝の一環でしょう。それに、プーアル茶というのは、他のお茶と違って、新茶より年代物が重宝され、古ければ古いほど価値が増すという特殊な事情が有り、保存が数十年も出来ますので、投機の対象としても注目を集めています。にしても、余りにも実体の無いとっぴな値段はバブルとしか言いようが無く、不動産の様に最後には誰かがババを掴まされるのでしょうね。
12月11日の春城晩報によると、プーアル茶の産地で、プーアル茶の名称の元となった普*県を有する思茅市が、プーアル(普*)市に名称変更申請をしているそうです。すでに国の関係部門に関係書類を提出済みで、2006年には申請が通る見込みだという。
(453)昆明市の自動車総数は69万台
12月15日の雲南日報より。昆明市交通警察支隊車輌管理所の発表によると、昆明市内の自動車数は爆発的な増加が続いており、昨年は57万台だったのが、この1年余りで11万台も増え、12月14日現在で、昆明市の自動車の総数は68万台を突破したそうです。
車輌管理所によると、大体1995年頃から昆明市の自動車数が猛烈に増加し始めたのだという。自動車数が1万台から10万台に増加するのにおよそ30年を要し、10万台から20万台に増えるのには10年の時間を必要とした。その後は増加のスピードが益々早くなり、40万台から50万台へはたった2年だった。昨年の8月7日、外地ナンバーや軍・警察車輌を除く昆明市の自動車総数は57万台を越えた。そして、その後も毎日200台以上のペースで増え続け、12月14日には昆明市に登記されている自動車総数は68万台を突破したのだそうです。
確かに昆明の自動車数の増加は凄まじいものが有ります。筆者が初めて昆明を訪れた1987年には、広い道路にほとんどバスと自転車しか走っていなかったような気がします。タクシーも流しはいなくてホテルの前でしかつかまらなかった記憶が有ります。現在の昆明では渋滞がひどく、タクシーの運ちゃんとの会話でも渋滞の恨みつらみの話ばかりです。現在の中国の街はほとんど都市計画というものを経ずに作られて来たので、大通りはあっても、路地はほとんどが行き止まりとなり、自動車が通行できる迂回路が数少ないのが現状です。ゆえに広い大通りがあっても、自動車にとっては1ブロックが数百メートルもあるといった具合で、この数少ない十数本の大通りに車が集中してしまうという、非常に交通効率が悪い状態になっています。さすがに近年は都市計画に基づいて道路拡張や新道の建設に努めていますが、バブル景気による爆発的な車の増加に追いつけるはずもなく、年々情況は悪化の一途を辿っているようです。
(454)瀘水県城の移転と新県城建設工事始まる
12月21日の雲南日報によると、国務院の批准を経て、怒江リス族自治州瀘水県県城の移転が開始され、移転先の六庫鎮頼茂新区では新県城建設工事が着工されたそうです。
瀘水県城は高黎貢山山脈の中腹の魯掌鎮に在りましたが、同じ県内に在る州政府所在地の六庫鎮から30キロも離れており、山の中腹に建設されたので、交通が不便で土地が狭く、都市として発展させるには不適切な場所だった。怒江州の都市化への強化の為にも、2004年初め、国務院が同意し、民政部の批准により、将来瀘水県城を怒江沿いの六庫鎮の南部にある頼茂新区に移転する事が決定された。この2年間に州・県の党委員会・政府は、この県城移転と新県城建設計画に関して検討を重ね、新県城建設が怒江州経済の発展をもたらすきっかけとなり、都市化を促す原動力となる案を作成した。
計画によると、この新県城は亜熱帯の風光明媚な景色と、少数民族の風情が濃厚な、渓谷の真珠のごとき生態観光都市となっていくのだそうです。
この瀘水県城に行った事が有ります。怒江の川沿いから一気に山を駆け上った山の中腹に有る小さな街です。筆者は雲南省内の全ての128の県・区を訪れた事が有りますが、県城としては最も小さいというかしょぼい街でした。行ったのは93年ですが、当時は役所の建物と彼らの住居以外は商店街もなく、通りは人影もまばらで市場も常設ではなく定期市でした。本文でも書いたとおり、瀘水県は州政府所在地でもあるのですが、州政府と県政府の所在地が分離されており、全省でもこの州だけがこのような不規則なシステムをとっています。本当かどうかは知りませんが、地元の人の話によると、元々瀘水県には平地が少なく、州政府の在る六庫鎮も河沿いの狭い場所なので、土地不足の為に県政府を分離して他の場所に建設したのだそうです。現在、魯掌は州都からミャンマー国境の交易都市片馬に繋がる街道の沿線に在るので、役人たちがいなくなってもそんなに寂れることはないでしょう。それにしても、当時は本当に人気の無い寂しい街でした。
(455)公路総距離が全国一
12月21日の春城晩報より。雲南省交通庁の発表によると、2004年末までの、雲南省の公路総距離は16万7050キロで、全国一だったそうです。この「十五」(第10期五カ年計画2001〜05年)の期間中に、雲南省では全面的に鉄路・公路・航空路・水運路の建設を推し進め、「三カ所から出境(ベトナム・ラオス・ミャンマー)、四カ所から出省(広西チワン族自治区・貴州省・四川省・チベット自治区)」という幹線交通網の基礎を建設した。
交通庁の関係部門の責任者によると、『「十五」の期間中、雲南省の交通網の発展は速いスピードで進み、沢山の重要建設項目が連続して着工され、完成した。道路網の質的な向上も顕著で、鉄路・公路・航空路・水運路の立体的な発展と、総合的な交通運輸網の骨格が形成され、「十五」計画によって確定された綜合交通発展目標が、基本的に実現される事になった』のだそうです。
「豊かに成りたかったら、先に道路を建設しよう」というスローガンによって、「十五」期間に公路・国道主要幹線と西部開発の為の幹線道路建設は加速され、インフラ建設への投資が急増したのと同時に、一般庶民にも多くの恩恵をもたらす事が出来た。2001年以来、この五年間に雲南省では公路建設に750億元が投じられ、全省の公路総距離は16.8万キロ(おそらく2005年末までの数字?)となり、2000年と比べると、5.9万キロ増え、増加率は54%にも上った。全省の二級以上の高級公路の総距離は4790キロで、その内高速道路は1421キロとなった。これを2000年と比較すると、高級公路は2474キロ、高速道路は904キロの増加だった。そして、建設された県級の舗装道路は4522キロで、これにより全省の幹線公路網の基本的な骨格が形成されたのだそうです。
また、鉄路の建設も、長年の停滞局面を突破して、大麗線(大理−麗江)、第二霑 昆線(霑益−昆明)等の建設が順調に進み、玉蒙線(玉渓−蒙自)の着工や昆明鉄道駅新駅舎が予定より早く完成したり、西南出入境国際鉄道線の東・中・西線の着工準備作業が順調に進んだりもしている。そして、西双版納・迪慶・思茅等の空港拡張工事が完了し、昆明新空港や騰衝空港の建設準備作業も順調に進んでおり、文山空港の建設も着工され、航空航路網の建設がさらに一歩発展した。
この他、瀾滄江(メコン川)からの出境、金沙江からの出省航路の建設の為、港湾の建設と水路を整備し、対外への大きな通路とする計画が進んでいる。とりわけ、メコン川の水路改善工事を完成させ、メコン流域の地域協力を促し、雲南と水路沿線の国々と物資交流の条件を改善し、この地域の観光資源の開発に貢献していく作業は重要だ。また、これにより、全省の水路総距離は大幅に増加し、2004年末までに、水路総距離は2549キロとなり、「九五」(第九期五カ年計画1996〜2000年)末から比べると、968キロも増加したのだそうです。
実は雲南が公路総距離全国一というのは2000年に(128)でも紹介しております。総距離が全国一というのは、やはり、土地の94%が山地だという事が原因なのでしょう。何処へ行くにも山を幾つも越えて行かねばならず、貧しい山岳民族が多いので生産性が低くて漢族が普通住まないような険しい山に分散して居住している為、山岳地帯に交通網が無限に拡大して行ったのもその原因だと思われます。
(いわざわ)
第90報(2005年12月30日)
(446)昆明市内の六つのバス駅の役割分担計画
11月5日の雲南日報によると、市内の長距離バスステーションの再編計画がまとめられ、おおよその概要が発表されたそうです。
昆明バス客運中心中枢駅
(位置)昆明南二環路と官南路の東側、昆明鉄道駅広場の南側。現南窟昆明客運駅を昆明鉄道駅南出口に移転させる。そして、現客運南駅とも連結させる。
(役割)主に鉄道利用客の長距離バスへの乗換駅となる。また、省内の高速長距離バスの起点ともなる。
(予定客流量)1日延べ15000人。
(用地面積)100畝(一畝は666.7u)。
昆明北部バス客運駅
(予定位置)市区北部市街地の境目。現在計画中の市公共交通 バスターミナルに隣接させる。
(役割)主に省東北方面へのバス路線。嵩明・尋甸・東川・曲靖市・昭通 市行きの路線(陸良・師宗・羅平は除く)。昆曲高速道路・嵩待高速道路を使って貴州・四川・重慶等への都市に向かう省外長距離バス路線。
(予定客流量)1日延べ15000人。
(用地面積)116畝。
昆明東部バス客運駅
(位置)市区東部の出口付近、人民東路延長線と東連接線の交差地点。
(役割)市公共交通と長距離バスの統合交通駅。主に省東部方向へのバス路線。宜良・石林・陸良・師宗・羅平行きの路線。羅平を経由する貴州・広西・広東・福建・浙江等への省外長距離バス路線。
(予定客流量)1日延べ12500人。
(用地面積)137.5畝。
昆明南部バス客運駅
(位置)広福路と昆洛路の交差する付近。
(役割)主に省南部方面行きのバス路線。呈貢・普寧・玉 渓・思茅・西双版納及び紅河方面行きの路線(易門を除く)。昆洛路を通って出境する、ラオス・タイ等行きの国際長距離バス路線。
(予定客流量)1日延べ12500人。
(用地面積)117.5畝。
昆明西部バス客運駅
(位置)現西山区客運駅を拡張して建設する。
(役割)主に省西部方面へのバス路線。安寧・易門行きを含めた楚雄・臨滄・大理・麗江・迪慶・怒江・保山・徳宏行きの路線(武定・元謀・永仁・華坪行きは除く)。国道320号線を経由して出境する、ミャンマー等行きの国際長距離バス路線。
(予定客流量)1日延べ15000人。
(用地面積)119畝。
昆明西北部バス客運駅
(予定位置)市区西北の出口、昆沙路付近。
(役割)富民・禄勸・武定・元謀・永仁・華坪行きのバス路線。国道108号線を経由して四川省等に向かう省外長距離バス路線。
(予定客流量)1日延べ5000人。
(用地面積)45畝。
ようやくバスステーションの整備が行われるようです。現在の市内の長距離バスステーションは大小合せて十数か所も有り、きちんと方向別 に分かれていなくて路線の重複が多いし、高速バスも数箇所からそれぞれ発着するなど効率的では有りません。各バス駅から他のバス駅へのアクセスもよくないし、インフォメーションやバス駅間の連携もほとんど無く、本当に不便でした。とにかく市内に点在する中小のバス駅を統合整理する事から初めてほしいものです。地方から昆明に戻ったとき、バスによって到着地点が違ったり、運転手に都合の好い辺鄙な場所で下ろされたりする事も有り、いいかげんな運行体制に翻弄される事が多々有りました。出来るかどうかは分かりませんが、一日も早いバスステーションの整備と運行の管理の強化が待たれます。
(447)昆明空港の年間利用客が一千万人を突破
(*はつちへんに貝、#はつちへんに川)11月7日の雲南日報によると、11月6日までに今年の昆明巫家*国際空港の利用客が一千万人を突破したそうです。
6日午後1時半、昆明から成都に向かう李さんが、昆明空港の今年の一千万人目の利用客となり、空港を管理する雲南空港集団公司の責任者からVIP貴賓カードが贈られた。このカードを提示すると昆明空港発の便が一年間無料で搭乗出来る事になるそうです。この記念すべき日に、昆明空港では副省長李漢柏が省党委員会・省政府を代表して出席し、盛大な式典が催されました。
これで昆明空港は、北京首都空港、上海の浦東と虹橋空港、広州白雲空港、深#宝安空港、成都双流空港に次ぐ、中国で7番目に利用客が年間一千万人を越えた中枢空港となった。そして、世界の二万以上の大小空港の中でも、昆明空港の利用客数は大体100番目位 に位置するらしい。
近年における昆明空港の旅客・貨物輸送量は順調に増加しており、本年度の利用客数は1150万人を突破する見込みとなり、昨年と比べると15.9%もの増加となるそうです。
(448)昆明に三層の快速交通圏を建設
(*はさんずいに真、#はつちへんに貝)11月17日の雲南日報によると、昆明市では今後、三大快速交通 圏を建設し、新たな都市交通網を形成していくことになるのだそうです。
二環路以内の準快速・快速路で時速40〜50キロ、二環路外の高速道路だと時速80〜90キロと計算すると、市区中心から15分で市区と郊外の境界地点に達する事が出来、45分以内に環*池都市群(昆明都市圏の街は主に*池の周りに点在する)に、60分以内には昆明周辺の市・県庁所在地に達する事が出来る。
昆明市計画局都市交通研究所の責任者によると、この三大快速交通 圏の一番内側は、市区中心から15分の交通圏を指す。市区中心から快速道路網に入れば15分程で市街地の外に出る事が出来る。東は大石#、西は碧鶏関、南は王家營、北は松華#が中心地区から15分以内で行ける交通 圏となる。環*池都市群は中心地区から45分以内の交通圏を指す。この中心地区から45分程で行ける環*池都市群は、呈貢東城・普寧南城・昆陽・海口西城や安寧・富民・昆明新空港(予定地)等が含まれる。
一番外側の大昆明都市区は市区中心から60分の交通圏を指す。市区中心から快速路・高速道路を使って60分程で到達できる昆明周辺の市・県庁所在地で、宜良・嵩明県城や禄勸・石林・尋甸・澄江県城等である。
(449)昆明−攀枝花線が就航
11月22日の春城晩報によると、12月12日から昆明−攀枝花線が就航する事になったそうです。
中国東方航空雲南分公司は、昆明と雲南省北部に隣接する四川省の工業都市攀枝花を結ぶ新路線を、12月12日から就航させる事となった。計画によると週に往復三便で、タイムテーブルは月・水・金の昆明8時20分発、攀枝花9時着、攀枝花9時50分発、昆明10時30分着となります。
この路線の開通により、従来成都・重慶を経由しなければならなかったのが直行便になった事で、昆明−成都・重慶線の混雑を少しでも緩和させる事が出来るのだそうです。また、この路線は西南地区の新しい幹線航路と成る事が期待されているらしい。攀枝花空港の開港は(344)で紹介しましたが、2003年12月6日に開港して二年目でようやく昆明線の就航となりました。昆明と攀枝花とは高速道路の建設計画も有り、100万都市攀枝花は将来昆明経済圏に入って来る事になるのでしょう。この街は(334)で紹介したように、特殊な工業都市で収入も高いので隣接する雲南の重要な観光客供給源となっているようです。
昆明と攀枝花と言えば、プロサッカーの甲A「八一」隊が昆明をホームにしていた時代、昆明市立競技場で四川チームとの試合が有り、観戦に行った事があります。筆者の周りの席には「四川」のチームカラーの黄色のTシャツを着た人ばかりでした。彼らの話だとほとんどが攀枝花から来た「四川」のサポーター達で、バスをチャーターしてやってきたのだそうです。そして、ホームの成都にはバスだと時間がかかりすぎ、汽車だとお金がかかりすぎるので、攀枝花からこんなに沢山の人を動員したのは初めてだと興奮して語っていたのを思い出しました。
(450)徳宏では10ヶ月間で麻薬摘発が4403件
(*左が巾、右が白)11月28日の新華社ネット雲南版によると、今年に入ってから、徳宏タイ族ジンポー族自治州の警察当局は、多大な力量 を投じて麻薬捜査に取り組み、麻薬犯罪者に痛烈な打撃を与え、大きな成果が上がっているのだそうです。今年の1〜10月の間に、全州で解決した麻薬事件は4403件、その中で10キロ以上の大量 の麻薬事件は35件で、押収した麻薬は2054.411キロ、覚醒剤が25.647トン、逮捕した麻薬犯罪者は4760名にも上った。
今年の10ヶ月間、徳宏州の公安機関が重点的に麻薬摘発に力を入れ、麻薬犯罪に最も効果 的な打撃を与える為、広範な大衆の支援を得て麻薬に対する人民戦争を発動した。そしてその結果 、多大な成果を収める事が出来たのだという。例えば、2005年8月末、州公安局国保支隊と隴川県公安局が緊密に連携して、半年に亘る捜査活動を経て、特大麻薬事件を解決する事が出来た。これにより、三人の容疑者を逮捕し、ヘロイン77.78キロ、人民元12万元を押収したのだ。そして、この後も州公安局は住民の密告により、8月31日に出動し、法*温泉リゾート村の客室内で二人の男がヘロインの取引をしているところを取り押さえて、ヘロインの塊14個、総重量 5キロを押収する等、人民の後押しで様々な成果を上げる事が出来たのだそうです。
また、今年の1〜10月で、徳宏州の警察が摘発した末端の麻薬売買事件は2045件で、2314名を逮捕し、彼らのアジト99ヶ所を破壊した。これは昨年度と比べると、麻薬案件の摘発数と逮捕者の数は、それぞれ180%と155%にも上昇した。その為、州内の麻薬消費と麻薬乗用者の増加を押さえ込む事が出来たのだそうです。一つの州でこの数字は凄いですね。もともとこの州は雲南省でも最も麻薬汚染の酷い地域として知られていました。国境の向こう側のミャンマーでは麻薬が普通 に流通しており、国境を開放して貿易が自由に出来る現在の状態では、麻薬だけ押し止める事は不可能に近いでしょう。それに、麻薬の摘発も実感としてはそんなに厳しいものだとは思えません。いたるところに検問所は有るのですが、麻薬犬はいないし、荷物チェックもおざなりで、ザルに近い印象です。市民への普及度(?)・浸透度もかなりのもので、簡単に手に入るらしい。売春と並んで警察の利権となっているのでは、という黒い噂が絶えないのも、むべなるかなですね。
(いわざわ)
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