中国雲南省に住む、いわざわ氏によるホットな雲南情報。
5月31日、第24報到着!!

第24報(5月31日)

(111)大理風景切手発売!
    (*はさんずいに耳)

春城晩報の4月7日(大理時刊18面 )、4月12日(13面)、4月20日(1面 )によると、2000年大理三月街民族祭に合わせて、国家郵政局は「大理風光」と題した四枚の切手セットを、三月街初日の4月19日に発行し、三月街開幕式でも発売記念式典を行なったそうだ。 この切手「大理風光」は、大理地区の名勝、蒼山・*海、崇聖寺三塔、石宝山(石窟で有名)、鶏足山(中国仏教の聖地の一つ)をそれぞれ図柄にした、四枚セットです。 筆者も実物を見ましたが、なかなか奇麗な切手でした。

 

(112)オウム村
    (*は左側につちへん右側に覇)

4月13日の春城晩報(5面 )によると、村に沢山のオウム(鳥のオウム為念!)が住みついて住民と共に暮らしている、オウム村があるそうです。このオウム村は、思茅市思茅港鎮の忙*合作社というプーラン族の小さな集落だそうだ。この村には51戸世帯の住民以外に、百羽を越すオウムが村の中心にある大きな樹の上に住んでいるという。 この村のプーラン族の人々は先祖代代オウムを可愛がり、友人のように接してきたそうです。村には自発的に成立したオウム保護協会が有り、選挙で会長を選び、様々なオウム保護の決まりを作って、環境を守っているそうだ。 毎日、明け方と夕暮れ、百羽以上のオウムが大きな樹の枝に一列に並んだ姿は、まるで兵士が集合して村人達に閲兵をしてもらおうと待っているかの様で、なかなか壮観な光景だそうです。

 

(113)雲南省に国家級自然保護区が新たに二ヵ所

4月14日の春城晩報(1面 )より。国務院弁公庁が北京で発表したところによると、国家環境保護総局が提出した18の新しい国家級自然保護区の指定を、国務院が批准したそうだ。 その中には、雲南省の西双版納河流域自然保護区と思茅地区景東イ族自治県の無量 山自然保護区が含まれているそうです。

 

(114)*池流域に金線魚がまだ生存!
    (*はさんずいに真)

4月27日の春城晩報(1面 )、4月28日の*池晨報(2面 )によると、 ほぼ絶滅したと思われていた、世界でも*池にしか生息していない金線魚が、*池流域の河川に逃れて少量 だが生存している事が確認されたそうだ。 中国科学院昆明動物研究所魚類学教授楊君興氏、雲南省動物学会秘書長崔桂華氏、及びスイスの専門家等が参加している研究チームが26日に発表したところによると、長年*池では見られなくなっていた金線魚が、最近の研究チームの調査により、*池流域の河川の、湖から数メートル〜数十キロに渡る様々な地域で発見されたそうだ。 近年、*池の水質が悪化した為に、付近の河川の水質がいい場所に逃げ込み、生き長らえたのではないかと、専門家達はみているようだ。 *池の金線魚は、撫仙湖のカンラン(魚へんに康、魚へんに良)魚、アル(さんずいに耳)海の弓魚、星雲湖の大頭魚とともに、雲南の四大名魚とも言われていた有名な魚です。かつて昆明には「金線魚燉豆チ(豆へんに支)」という名物料理が有りましたが、この二十数年来メニューからは消えたままだという。 *池が形成されたのはおよそ250万年前で、25種類の土着種の魚がおり、その内の11種類は*池のみに生息するもので、金線魚もその一つだそうです。 *池の汚染はかなりのもので、飲用水には使えないどころか、悪く言えばほとんどドブ状態です。以前と比べれば汚水処理場が増えたとは言え、まだ昆明の数十%の汚水は直接*池に流れ込んでいるそうですから。記事では、この発見は、現在国際的な支援で行なわれている、*池の水質改善工程にも精神的な支援を与えてくれたと絶賛し、近い将来、金線魚がまた*池に戻ってくると信じる、と結んでいました。

 

(115)人身売買は身内から

社会問題となっている人身売買については(53)でも紹介しましたが、5月1日の春城晩報(1面 )によると、昭通地区警察は、この4月30日までに1360名の人身売買関係者を逮捕したそうですが、この地区はただ人身売買が多いだけでなく、自分の娘や息子、息子が母親、兄が妹、弟が姉を売るなど、身内が人身売買に係わるケースが多い事が、突出しているそうである。 昭通地区公安局副局長の宋思明氏が記者に語ったところによると、 「身内が身内を売ると言うのが、この地区の人身売買の最も突出した特徴です。60%以上の女性と子供は身内に売られています。魯甸県警察が解決した『嬰児50人・人身売買事件』では、この嬰児50人全てが、その父母により売られたもので、価格は一人千元から三千元でした。人買い達は嬰児を手に入れてからは、乳母を付けて、福建一帯に運んで販売しようとしていました。また他の県でも、自分の母親や姉妹を売ったりするケースが、よく報告されている」のだそうです。

 


第23報(5月11日)

(106)西部大開発計画、20の空港が新設・拡張
    (「*池晨報」の*はさんずいに真)


3月25日の春城晩報(3面 )、3月26日の*池晨報(1面)より。国家発展計画委員会が24日に明らかにしたところによると、国が進めようとしている西部大開発計画の促進の為、中国政府は本年度50憶元を投資して、西部地区に20の空港を建設・拡張する事を決定したそうだ。
国家発展計画委員会基礎産業局副局長の宋朝義氏によると、拡張する空港は、昆明・思茅・成都・ウルムチ・ゴルムド・敦煌・北海・瀘州・咸陽・且末で、新たに建設するのは雲南省の臨滄、四川省の広元・綿陽・攀枝花・九寨溝・万州、貴州省の銅仁、甘粛省の中川、新彊ウイグル自治区のアルタイ・クチャだそうである。


(107)中国民族服装服飾博覧会7月に昆明にて開催


3月29日の*池晨報(2面 )によると、第一回中国民族服装服飾博覧会組織委員会の記者会見が、28日北京でひらかれたそうだ。
国家民族事務委員会副主任で当博覧会組織委員会副主任の任李普氏が発表したところによると、『少数民族の優秀な文化を継承・発展させ、民族団結を強め、少数民族地区の経済発展を促し、「精神文明」と「物質文明」の二つの建設を促進させる為、国家民族事務委員会と雲南省政府は、2000年7月2日より9日まで、雲南省昆明市において第一回中国民族服装服飾博覧会を開催することを決定した』そうである。
5月1日の春城晩報(17面)の「中国民族服装服飾博覧会」全面広告によりますと、具体的な催しは以下の通 りです。
開幕式・大型服飾芸術ショー(7月2日昆明国際貿易センター)
民族服装陳列展(7月2日昆明国際貿易センター)
民族服装服飾ショー(7月2日〜9日昆明国際貿易センター、雲南民族村、昆明世博園等)
中国民族風ファッションデザインコンテスト・中国民族風ファッションモデル(?)コンテスト(7月2日〜6日昆明国際貿易センター)
中国民族服装服飾文化学術研究討論会(7月2日〜4日昆明国際貿易センター)
民族服装服飾展示即売会(7月2日〜10日昆明国際貿易センター)


(108)お久しぶり「白龍潭ビール」


80年代、90年代前半に昆明に来た事がある方なら、覚えていらっしゃると思いますが、昆明の地元ビールに「白龍潭ビール」というのが有りました(何時頃まで有ったのかは筆者もよく覚えていません)。多分、多くの酒好きの旅行者には強烈な印象を残したビールと言っても過言ではないでしょう。というのは、かなりのレベルで不味かったからです(特に80年代)。また、80年代には店にこのビールしかないことが多く、旅行者もしかたなく飲まざるを得ない場合がよくあった様に記憶しております(余談ですが、だから大理に行くと、あの当時の大理ビールでさえも美味く感じたのではないでしょうか)。
勿論、美味い・不味いは主観的なものですので一概には言えない事は分かっておりますが、私の知る限りでは中国人・外国人を問わず、このビールを誉める方は皆無でした。知人のドイツ人は「これはきっと小便を混ぜているのに違いない」と冗談で言っていたほどです。まあその位 、私達が知っているビールの味とはかけ離れていたのではないでしょうか。そして90年代に入り、唯一の地元のビールであった「白龍潭」を、多くの商店・レストランで置いていないという奇妙な現象が有ったのは、やはりそれも大きな原因ではなかったかと思います。
3月29日の*池晨報(2面 )に「お久しぶり、白龍潭ビール」と題して白龍潭ビールがまた復活すると言う記事が掲載されていました。
記事によると、昆明ビール工場が1958年より生産を開始した白龍潭ビールは昆明人には大変親しまれていたが、設備投資を怠った為、生産設備が古くなり、品質の劣化を招いた。そして、経営機構・管理も杜撰で、業績不振のため債務が増えてもなんら手を打てず、市場競争により劣勢にたたされたが、品質の改善は進まず、とうとう市場から淘汰されてしまった。
近年、浙江開開集団公司が昆明ビール工場を買収して、昆明華獅ビール有限公司を発足させた。そして、白龍潭ビールというブランド(?)を復活させる為、巨額の投資をして海外の生産設備を購入し、先進的な技術を使って、全く新しい高品質の白龍潭ビールを誕生させたそうである。
記事では結びに、近い将来きっと白龍潭ビールは昆明人に受け入れられ、「昆明人は昆明のビールを飲む」のが流行となるだろうと、ヨイショをいれていましたが、これまでのマイナスのイメージを払拭するのは大変な作業となるでしょうね。
80年代、この国を旅していると、見るもの聞くもの強烈なカルチャーショックをたくさん与えてくれましたが、今考えると、このビールの味もその一つだったように思えます。
とりあえず、「お帰りなさい白龍潭ビール」。


(109)4・10大火災


4月10日、おめでたい昆明国際観光祭の開幕日に「昆明市南窰都市卸し売り大世界」で大火災が発生し、およそ一万uを焼失したそうだ。これは、近年昆明で発生した最も大きな火災の一つとなるそうです。
4月12日の*池晨報(1面 )によると、10日の午後16時50分頃、昆明鉄道駅・昆明南窰長距離バスステーションにも近い、「昆明市南窰都市卸し売り大世界」で火災が発生し、400軒余りの商店とおよそ250戸世帯のアパート、約一万uが焼失したそうだ。
死者やケガ人については春城晩報、*池晨報両紙とも、一言も触れていないので、多分いなかったのでしょう(?)。また不思議な事に、火災の原因についてもまったく触れられておらず、「原因を調査中」という記述すらありませんでしたが、13日の*池晨報(1面 )にようやく、12日に昆明市が主催した「4・10火災処理緊急会議」において、「昆明防火安全指揮部」が新たに成立し、指揮部の管轄下に「事故調査組」や「事故処理組」等が発足し、この会議で、これからの防災活動の為にも、今回の火災原因の徹底的な究明を訴える声明が出された事を報告していました。
そして、この火災をきっかけに、日頃から防災設備が貧弱で防災意識も低いと言われてきた、各ショッピングセンターや各種卸し売り市場で防災設備の見直しが始まったようです。4月23日の春城晩報(1面 )によると「大火災で目覚めた昆明」という記事で、行政が主導して各地の防火施設の点検が始まり、市民の防火意識が高まっている事を指摘していますが、まだまだ問題は山積みのようです。


(110)世界貨幣館が「世博園」内に開館


昨年開催された「花博」の跡地は、世界園芸博覧園(略称「世博園」)という公園となり、依然として100元という高い料金で一般 公開されています。
4月13日の*池晨報(2面 )によると、昆明国際観光祭に合わせて、4月11日より世博園内に世界貨幣館が開館したそうです。
この世界貨幣館は、世博園と貴陽光華古銭幣有限公司の合作で、花博跡地利用計画の一つとして、約180万元の投資で作られたそうだ。館内は国際館と中国館の二つの部分に分かれ、国際館は世界二百カ国余りの貨幣、およそ一万点を地域別 に展示し、中国館では、春秋戦国時代から現政権までの貨幣一万点近くを、時代別 に展示しているという。
中でも、明朝の張献忠が功績のあった臣下に贈った貨幣は、全国でもこの貨幣館に有る一点のみしかない貴重な物だそうです。

 雲南にて
いわざわ


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