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昆明−湛江 518次 16:16発 20:58着 湛江−昆明 517次 9:30発 14:11着 |
新路線及び調整された時刻表は上記のとおりですが、湛江・成都・南寧・大理行きは翌日、南京西・福州・広州行きは翌々日の到着です。昆明行きは広州発のみが翌日到着に変わりますが、他は昆明発と同じです。また、南京西・福州線は隔日運行となるそうです。
7月1日の■池晨報によると、7月1日より昆明市全域で自転車等を対象とした「非自動車車船使用税」の徴税が開始されるそうだ。
記事によると、この税の対象となるのは自転車、助力車(原付)、営業用人力車(リヤカー付き自転車)、畜力車(馬車等)で、自転車は年20元、その他は年60元の使用税を徴収するという。
税の納期は7月1日より8月31日までで、8月31日以降に購入した自転車・助力車は購入して一ヶ月以内、営業用人力車・畜力車は営業開始から一ヶ月以内に、納税しなければならない。
また、申告が遅れたものは20元、脱税を企てたものは20元から50元の罰金を課するそうである。
7月5日の春城晩報によると、この税に関して市民からかなり不満が出ているそうですが、昆明地税局の説明では、この税は1979年に停止された「車船使用鑑札税」の復活であり、元々あったもので、新たに作った税ではないと、いささか苦しい言い訳をしています。
昆明市(八県五区一市)にはおよそ160万台の自転車があるとみられており、大幅な税収増が見込まれます。
なお、身体障害者専用自転車(原付?)と児童用自転車は免税だそうです。
7月2日の雲南経済日報によりますと、紅河ハニ族イ族自治州元陽県の県城移転が5月に行なわれたそうです。
記事によりますと、元陽県県城の新街鎮は山の斜面に作った街の為、80年代末期に山崩れが連続的に起きたりして、住民の安全(役人の安全?)の問題や、平地がなくこれ以上街を拡張出来ない等で、元江河沿いの平地「南沙地区」に新県城を新たに作ることになったそうです。筆者の記憶だと、93年頃に「南沙地区」を通
ったとき、始まったばかりのような工事を見て「こんな所に経済開発区なんか作ってどうするんだろう」と思った事があります。その後、何度も通
り、街は段々大きくなっていきましたが、「むだなことをするなぁ」とは思っても、まさか県城が移転するなどは考えてもみませんでした。
元陽県旧県城はまさに「山城」といった感じの素晴らしく景色のいい街で、付近はすべて少数民族の村ですし、雲南省でも有名な段々畑があったりして、わりと日本人旅行者にも人気のある街です。
それにしても、役人達がいなくなると、街は確実に寂れるでしょうね。
5月1日より開催された「花博」ですが、開園一ヶ月となっても一向に入場者数が発表されず、やはり予想以上に入りが悪いので発表するのがいやなのかなあ、などと邪推したりしていましたが、6月26日の各紙に省長の談話としてようやく公表されました。
談話によると、5月1日から6月24日までの入場者数は145万6千人で、春節時の試運転(仮営業)期間中の入場者を合わせると253万6千人になるそうです。試運転期間中の入場者まで足して総数を多くみせようとは涙ぐましいかぎりですが、この足した数字がちょっと問題なのです。
上記の数字で計算すると試運転期間中の入場者は108万人となりますが、(3)で報告したとおり、この期間中の入場者は58万人なのです。これは3月3日付けの「花博」当局が出した「公告」に載っていた数字ですので間違いありません(だいいち15日で108万人も入ったなら、平均入場者は7万2千人にもなります)。とすると省長は50万人もサバを
よんでいることになりますね。やれやれ。
7月5日と11日の春城晩報の記事では、もう合計の入場者数しか発表されておらず、試運転期間中の入場者が何人かは計算できないようになってしまっています。勿論合計数字の中で、108万人が訂正されているはずもなく、どうも既成事実となってしまったようです。
ちなみに、7月11日の春城晩報の記事によると、7月10日の入場者が開園以来の最高記録(62368人)を達成し、また同日までの入場者数が、試運転期間中を含めて311万9千8百人になったそうである。ということは正式入場者はおよそ204万人で、一日当たりの平均入場者は約2万8千7百人となります。
これでは、(21)で紹介した「花博の皮算用」の目標1千万人(一日5万人)は、とても無理のようですね。
多分今回の水増しも目標達成が出来ない焦りから起きたのでしょうが、省長はいまだに「目標1千万人は変える必要が無い。必ず達成する」とおっしゃっています。
ほんとにどうするんだろう?
6月26日の雲南日報によると、雲南省東北部の昭通
地区魯甸県では、「封建迷信を打破し、愚かで落伍した状態に反対しよう!」というスローガンを軸にした、科学的無神論普及宣伝活動が行なわれているそうだ。
記事によると、国家級貧困県である魯甸県では、近年封建迷信活動が復活して来ており、これら呪術師・祈祷師等の活動が、庶民の心身や健康に大きな危害を与えるだけでなく、農村の生産活動と社会の安定にも重大な影響を与えている。その為、魯甸県の党と政府はこの問
題を非常に重視し、1997年以来、上記のスローガンを軸にした、大規模な科学的無神論普及宣伝活動を行なっているそうである。
その宣伝方法は、非識字者を考慮してマンガとビデオを使って、市場等人の集まる所で展示したり、地元テレビ局で放映したりして行ない、この宣伝活動で「教育」を受けた人は、五万五千人にも上るという。
内容は、科学知識をもって封建迷信活動の騙しのテクニックを暴露し、封建迷信と民族風俗・宗教信仰の区別
をはっきりと諭し、法律知識と党の宗教政策を宣伝する、というものらしい。
筆者も、もし「科学的」な「迷信」と「宗教」の区別方法があるのなら、ぜひ教わってみたいものです。
それにしても、こんな紋切り型の唯物論では、農民の精神世界とは、どうしてもすれ違ってしまうような気がしてなりませんが…。
6月26日は国際麻薬禁止デーで、麻薬関係の記事が各紙で取り上げられていますが、同日の雲南日報によると、雲南省では「麻薬の蔓延状態が発展する勢いを、基本的に制御することが出来た」と報道しています。ちょっと苦しい表現ですが、麻薬取り締りの成果
がそれなりに上がっている、と言うことなのでしょう。
雲南省禁毒委員会の発表によると、現在の麻薬常用者の人数は、最も多かった1990年の5万7千人余りから、4万5千人余りに減少したそうです。
また、雲南省には現在、87ヵ所の強制戒毒所と8ヵ所の労働改造戒毒所が有るそうだ。
入場者が予想を大幅に下回り、人集めに四苦八苦している「花博」ですが、6月24日の春城晩報によりますと、このたび新たな特別
入場券の発売と、割引価格の調整をすることになりました。
今回発売される特別入場券は、「定期券」と「午後半額割引券」です。「定期券」は200元ですが、申請して受け取るまで二日程かかる等、少し面
倒なようです。「午後割引券」は、午後二時以降に入場すると半額の50元になるそうです。
また、身体障害者は15元、15人以上の現役軍人・学生の団体は一人30元等、割引価格の調整も行なわれました。
「高すぎる」と不評な、一般入場券100元は据え置かれましたが、市中や「花博」入り口のダフ屋が売っているヤミチケットは、75元から85元程度で、実質的にはもう値下げが始まっていると言っていいでしょう。
6月30日の■池晨報では、上記の「花博」の入り口の、ダフ屋についてのリポートが掲載されていますが、「ゆるい」記事で、「このヤミチケットはどこからきているのか?」と記事にしているのにもかかわらず、ダフ屋には取材もせず、「花博」責任者の「我々のチケット管理は厳格に行なわれている。このようにチケットが大量
に流出してダフ屋に渡っているのは私にも原因が分からない」というコメントを肯定的に紹介し、おまけに「彼らは捜査権がないので、こういう事を根絶することは難しいのです」とフォローまで入れています。#
どうみても、組織的な横流しとしか思えませんが、今の所、「花博」当局もマスコミも追及する気はないようですし、それだと警察が動くこともないでしょう。
(8)で紹介した昆明市羊甫頭「■王国」古墳群ですが、6月13日の春城晩報、6月22日の雲南日報によりますと、昨年の9月28日から開始されたこの発掘作業が、6月6日に終了したそうです。この古墳群は西漢中期から東漢中期(前回紹介した際は「西漢中後期から東漢初期」となっていました)(西暦だとおよそBC100年頃からAD100年頃)にかけての、青銅器文化が花咲いた雲南古代王国■国のもので、この時代のものとしては、今までに発見された最大規模だそうです。発掘面
積はおよそ一万二千平方mで、■王国時代の墓が524、明・清時代の墓が10、出土した文物は5243個にも上り、規模と出土物の数は雲南省ではかつてないものとなったようです。
発掘物の中には、漆器や青銅器の工芸品等、数多くの貴重な出土品が含まれているそうで、分析結果
の発表と、文物の公開が待たれます。
それはそうと、(8)で紹介した、主墓室の破壊と文物の持ち出しの件ですが、どの記事でも何もふれられてないところを見ると、やはりうやむやになった可能性が高いと思われます。
6月15日に省文物管理委員会は、この発掘作業に貢献した、18人の個人と連合考古発掘隊・官渡区公安局・昆明辺防学校の三つの「単位
」を表彰したそうです。
6月9日の春城晩報、6月14日の雲南日報によりますと、雲南省に残る最後の秘境とも言われる、怒江リス族自治州・貢山トーロン族ヌー族自治県で建設中の県城と独龍江地区を結ぶ「独龍江公路」が、ようやく今年の国慶節(十月一日)までに完成する見込みとなったそうです。独龍江地区は省北西部、チベットとミヤンマーに隣接する地域で、トーロン族(中国語では独龍族)の居住地として知られています。
この道路は、交通省と雲南省交通庁が進めている重点貧困対策事業の一つで、1995年に着工しましたが、作業環境の悪さと、地質条件の複雑さに、当初の施工業者では対処出来ず、撤退を余儀なくされました。1997年6月に省交通
庁と公路局は、新たに技術があり難工事の経験の豊富な施工業者を指名して、工事を再開しました。現在、全長96kmの内、60km以上がすでに開通
しており、このたび最大の難所だった高黎貢山を貫くトンネルが完成したそうです。このトンネルは海抜3301mの高所にあり、雪に閉ざされる時間が長く、気候条件が劣悪で、地質も複雑な為、相当な難工事だったようです。また、この全長420mのトンネルは、雲南省でもっとも標高の高い位
置にあるトンネルとなりました。
建設作業はおよそ全体の80%迄進んでおり、9月末には全線開通の見込みだそうです。
5月17日の春城晩報によりますと、昆明市強制戒毒所(麻薬中毒者強制治療施設)は、新たな治療方法である「旅游戒毒」(旅行治療)を、これから強制入所者に対し推し進めていくそうです。
この「旅游戒毒」は、入所者の中から比較的健康状態のいい者を選び、旅行社の引率のもと、警官と医者が付き添い、風光明媚な大自然に触れたり愉快な旅行生活をおくる事によって、生活への情熱や生きる勇気を取り戻し、麻薬と決別
する決心を固める、ことを目指すそうである。いわゆるグループ療法の一種のようですが、当戒毒所では、すでに二千人もの「自願戒毒者」(自発的に治療施設に来た患者)に「旅游戒毒」を行ない、成果
を上げているそうです。
この記事で思い出したのですが、かつてタイで買った地元の中国語新聞の広告欄に、「中国で麻薬治療をしよう」というのが有りました。雲南省の楚雄の戒毒所に入所しながら、様々な催し物に参加したり、大理や麗江等に旅行したりして楽しみながら治療をしよう、と言うもので、旅行には必ず若い女性ガイドが同行します、なんてことまで書いてありました。
日本でならばこういうのは「不謹慎の極み」などと言われかねませんが、私はこの手の中国人のノリだけは大好きです。
Oでは広大線の夜行列車を紹介しましたが、5月1日より、昼間にも快速列車が運行されているそうです。
昆明12:42発 大理21:14着
大理 8:15発 昆明17:08着
運行時間は下りが8時間22分、上りが8時間53分です。
雲南を紹介する『雲南十八の不思議』という有名な小話の中に、「汽車が車より遅い」というのがあります。省全体が山岳地帯の為、線路はどうしても勾配が多くなったり、急な勾配を避ける為に迂回したりして、鉄道の運行には不利な地形だからです。
やはり、昆明−大理間も、高速バスの方が3時間半も早いことになるようです。
Oでも少し触れましたが、昆明−大理間の高速道路のうち、未完成だった楚雄−大理部分の「楚大公路」が、全線「試験」開通
しました。
5月4日の春城晩報、大理日報によると、「楚大公路」で唯一完成の遅れていた九頂山トンネルが、3月31日に貫通
し、一ヶ月の突貫工事でようやく使用可能となり、5月1日より試験運行が始まったそうです。だが、トンネル内に換気設備がまだ設置されていない為、小型乗用車とバスのみしか通
行が許可されず、最高速度も時速40kmに制限されるそうです。
記事には書かれていませんが、完成したのは下り線トンネルだけで、下り線二車線を、上下線に分けて使用しているようです。
とにかく、かなりムリして開通に漕ぎ着けたみたいですが、これにより、昆明−大理間は、高速バスだと5時間で結ばれることになります。
それから、記事に因れば、正式開通は今年末になるそうです。
雲南にて
いわざわ
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